Q2

仕事は続けられますか?

Answer

「がんになったら働けないのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。がんの患者さんのうち、3分の1が働く世代(20〜64歳)です。人や状況によって違いますし、配慮も必要ですが、多くの患者さんはこれまでと変わらず働くことができています。 仕事の内容にもよりますが、事務系の仕事なら、テレワークなど在宅勤務ができる環境があれば十分に社会参加が可能です。

また、患者さんだけでなくご家族も、治療内容によって、仕事のスケジュールを調整する必要がでてくるかと思います。仕事に支障がでないよう、職場の人に治療スケジュールや副作用についても話しておくとよいかもしれません。

その一方で病気のことについて聞かれることが多くなり、そのことであなた自身が不快な思いをしてしまうかもしれません。しかし、必ずしも詳細に答える必要はなく、ご自身が必要と思った配慮とあなたの働き方に対する意向を伝えればよいのではないでしょうか。

会社によっては治療による休養に関して何らかの制度があるかもしれませんので、確認してみてください。 就業規則が十分に整備されていないなど、会社に相談することが難しい場合は、がん相談支援センターや病院の患者相談室などにいる看護師やソーシャルワーカーなどに相談することもできます。
(引用元) 桜井なおみ著「あのひとががんになったら」 P147〜148